2008.10.4(土)
「弦斎(げんさい)カレーパン」と聞いて、
「あっ、知ってる!」と言う人はかなりの“通”、ではなく、単なる神奈川県平塚市民。
村井弦斎(むらいげんさい):明治・大正時代の新聞記者・小説家。
当時のベストセラー小説『食道楽』は『美味しんぼ』などのグルメコミックの先がけとも言えるもので、
600種以上の四季折々の料理や食材の話題が盛り込まれている。
その印税で明治37年(1904)ここ神奈川県平塚市八重咲町に一万六千坪(!)の屋敷を構え、
ここで生涯、美食の殿堂のように取りざたされる優雅な暮らしを営んだ。
その敷地のごく一部が残っていて数年前「村井弦斎公園」となり、以降毎年10月「村井弦斎まつり」が行われ、
家から近いし4日(土)、午前中行ってまいりました。
野点の席には平塚市長・大藏律子氏、衆議院議員・河野太郎さん(地元です)がおりましたナ。
野点の他に、尺八・琴の音も聞こえておりました。
また、「食道楽」の弦斎に因み、いろんな食べ物の店が出ています。
人気はこれ、「弦斎カレーパン」。
地元ではいつでも買えるけれど、あとは横浜などでのイベントの時にしか食べられませ〜ん。
普通の「弦斎カレーパン」と「弦斎カツカレーパン」(手前、楕円形)があります。
「カツカレーパン」の方はヒレカツが入っていますヨ。
ルーの中に福神漬けが少し入ってい、パン生地には米も入っているので、モチっとします。
そしてこれは「平塚農業高校」作の「弦斎まんじゅう」
一口大で甘みを抑えた上品な味でした。
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