称名寺
(しょうみょうじ・横浜市金沢区)

国指定史跡 称名寺境内


赤門をくぐると、すぐ桜並木である。


塔頭光明院表門:寛文五年(1665)建造。江戸時代、五つの塔頭の一位であった。
この門の、構造及び形式 : 四脚門、切妻造茅葺、袖塀付


称名寺:鎌倉時代の正嘉二年(1258)、北条実時(1224-1276)が開基。

庭園:金沢貞顕の文保三年(1319)から翌年にかけて完成。
金堂の前池として浄土思想の荘厳のために設けられたもの。


この境内では写真を撮る人よりも、絵画のグループが多く、
平日でも多くの人が絵筆を取っている。


金堂:天和元年(1681)建立

実時の子、顕時(1248-1301)の時代には七堂伽藍を備えた壮麗な伽藍を完成させた。
しかし北条氏の滅亡、鎌倉幕府の崩壊により維持が困難となり、江戸時代に入ると創建当事の姿を失った。


反り橋:老朽化が進み、現在は渡れない


金堂隣の釈迦堂:文久二年(1862)建立


教科書でお馴染みの「金澤文庫」はすぐ隣にあり、実時が没する直前1275年(建治元年)ころ、開設。
文庫には、顕時・貞顕・貞将の三代にわたって受け継がれた多岐にわたる蔵書があり、
最も古い武家文庫と言われている。


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