富士山周辺には、大小さまざまな洞窟があって、中でも“鳴沢氷穴”と“富岳風穴”が代表的なものである、
ということは前から知っていたが、今まで一度も見学したことないので、簡単に日帰りできるし、出かけた。
富士五湖の「山中湖」「河口湖」を過ぎ、「西湖」のそばだ。回りはあの「青木が原」の樹海。
昭和4年、天然記念物の指定を受けた。
「鳴沢氷穴」:
洞窟の天井からボタボタ水滴が落ちてくる。ここは立って歩けるが、
この狭い登りは天井がとても低く、竹筒につかまり、しゃがまないと通れない。
両側、氷。寒〜い。冷蔵庫の中にいるようだ。
天然の氷のつらら。ここは金網が張ってあり、中に入れないが、レンズを金網の開いている所に押し込んで撮った。
次に車で数分の「富岳風穴」:
殆んど鳴沢氷穴と変わらない。やはり天井から大きな水滴がボタボタ落ちる。
足元は濡れて、大変滑りやすい。登ったり下ったり、疲れるよ。
氷の池みたいだ。
外に出ると、蒸し暑い。青木が原の一角。
帰途、御殿場の市内に入る手前で。
この見事な“黄金色”!
天候が悪く、富士山の麓まで行っているのに、富士山は全く見えなかった。
しかし、この“日本の原風景”を見ることが出来て、とても満足した。
(撮影は平成18年9月14日(木)、今日は21日(木)なので、もう刈り入れは終わっているのかもしれない。)
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