佃から神田界隈
築地場外・井上ラーメン・佃煮「天安」・神田界隈・あんこう鍋「いせ源」
先ず築地場外:平日でもいつも混んでいる。 年末は更に混む。
場外に来たら「井上」ははずせません。サッパリ味。
チャーシューメン。と言っても叉焼(チャーシュー=焼き豚)ではなく、煮豚ですが・・・。
佃界隈:昔のままの路地
11月だと言うのに、咲いている
天保八年(1837)創業の佃煮「天安」。 店先に猫がいた。
他に佃煮屋さんは二軒あるが、何故かここが有名だ。
アサリ・昆布・あみ・しらす・かつおの角煮、どれもおいしい。
「浜離宮」:
寛永年間(1624〜1644)将軍家の鷹狩場で、一面の芦原であった。
歴代将軍によって造園・改修がなされ、十一代将軍家斉の時にほぼ現在の庭園が完成した。
「浜離宮」から船で隅田川を浅草まで遡る。
「いせ源」:
神田須田町(昔は連雀町)にある、天保元年(1830)創業の東京で唯一の、あんこう鍋店。
この店舗は平成13年に東京都の歴史的建造物に指定されたそうだ。
当然靴を脱いで上がるが、下足番の人がちゃんと管理してくれる。
下足札を受け取り、黒光りのする梯子段を二階の座敷へ。
二階は“入れ込み式”で低いちゃぶ台が並べられている。 いつ来ても同じ風景だ。
あんこうの身、皮、あん肝、うど、三つ葉、椎茸、銀杏、きぬさやなど。
味付けは「いせ源」に代々伝わる江戸の味・割り下である。断じて味噌仕立てではない!
酒は「菊正宗」をやや熱燗で出す。これがうまい! 肝刺しでやるとたまらない。
(東京の、昔から続いている店は「菊正宗」を使ってるところが多い。)
絶品は鍋のあとの「おじや」! 「おじや」を作っている間、仲居さんは絶対客にいじらせない。
「おじやの作り方」、これだけは先輩仲居さんからうるさく仕込まれるそうだ。
酒の酔いと、そのうまさに「おじや」の写真を撮るのを忘れた!
「いせ源」の斜め向かいの、老舗の甘味処「竹むら」
ただ、こちらは未だ一度も暖簾をくぐったことがない。
神田神保町:
脱サラの前は一ツ橋に勤めていたので、懐かしい。古書店街は毎日のように通った。
そして神保町すずらん通り:
飲み足りないのでここに入ってしまった。
「紅鮭のマリネ」「マッシュルームのクリーム煮」「サラダ」などをストリーチナヤで。
酔った〜〜〜!!
「ラーメン」から始まって、「あんこう鍋」、締めは「ロシアの酒」、なんだか節操がない飲食をしてしまった。反省。
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