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フェリー鋸山(のこぎりやま)

久里浜(くりはま)から金谷(かなや)まで、“東京湾フェリーでたった40分”



平成19年4月26日(木)

「東京湾フェリー」はこの時期、1日21往復。
車の長さ・5m未満:往復6980円(運転者1名の運賃を含む)
同乗者は1名:往復運賃1100円。


「久里浜港」に金谷からのフェリーが到着。
車は船首から、人は右のデッキから出てくる。


10:00出航。2階船室の一番前に座る。
GWが始まる前の平日だから、ガラガラ。(例によって、臨時休業のルス電を入れて一日休み)


やがて対岸の房総半島が見えてくる。


10:40「金谷港」着。
TVで紹介されたという回転寿司に。


とにかく「黄金鯵」をはじめに食う。


鋸山日本寺案内図(同寺案内図に多少加筆)

鋸山全体が日本寺の境内で十万余坪(33万u)。
日本一の参堂は御影石で2639段。

1.ロープウェイ山頂駅
2.鋸山頂上:329.4m
3.百尺観音
4.地獄のぞき
5.日本一大仏



日本寺は聖武天皇の勅詔により、約1300年前の神亀二年(725)六月八日高僧行基菩薩が開基。
良弁僧正、慈覚大師、弘法大師も当寺で修行した。
本尊の「薬師瑠璃光如来」は日本三薬師の随一で、江戸時代は大変栄えた。

しかし、かっては七堂、十二院、百坊を完備したこの日本寺も、昭和14年(1939)11月、登山者の失火によって国宝仏像、堂宇を全て失った。

まずロープウェイで山頂に:秒速5mで4分で山頂駅に到着。


山頂駅から金谷港を望む。


ロープウェイを降りて歩き出すと、すぐこんな感じ。


パッと開けた場所に出ると、「百尺観音」

6年の歳月を費やして昭和41年(1966)5月、完成。
“世界戦争戦死病没殉難者供養”及び“東京湾周辺の航海、航空、陸上交通犠牲者供養”が発願の趣旨。


そしてぐるっと周り登りきると、“百尺観音”の上に出て、「山頂展望台」


「地獄のぞき」(日本寺のHPより引用)


展望台からぐんぐん下って、「日本一大仏」:

原型は天明三年(1783)完成したが、江戸末期、自然の風触による著しい崩壊があり昭和41年まで荒廃にまかせていた。
昭和44年(1969)、復元工事により再現。
正しくは「薬師瑠璃光如来」。


寺の入場券をコピー


200mmレンズでお顔だけを撮ってみた。



桐。花がわずかに咲いていた。


再びロープウェイ山頂駅に戻って、下る。

石段を登ったり下ったり、休憩を入れて2時間ほど。
ポカポカ陽気で暑い一日だった。


帰りも同じ2階の船室。
目の前をタンカーや商船がゆったり横切る。

東京湾である。


イメージ 12

横浜駅西口に出て、キリンでいつもの“ハーフ&ハーフ”を。
う〜〜〜、うまい!
やっとノドの渇きがおさまる。


イメージ 13

いつものマルゲリータ。うまいんだよ、これが意外に!


イメージ 14

いつものソーセージ盛り合わせ。
ビールにはなんといってもコレ!


合鴨のワサビ・ソースなんとかかんとか。(忘れた)

ビールのうまい季節になった!


「信州の旅(一):上田・松代」 に続く

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