2009.9.22(火)

 祭日が4日続いたの“シルバー・ウイーク”の一日、
「小石川・本所・業平橋・向島・日本堤」を歩いてまいりました。



最初は「下町」でなく、文京区の水戸徳川家上屋敷・特別史跡・特別名勝「小石川後楽園」

二代藩主光圀の代に完成。




「一つ松」:
琵琶湖・唐崎の一つ松にちなんでいるそうだ。






 「九八屋(くはちや)」:

江戸時代の風流な酒亭の様子を現したもの。

名の由来は“酒を飲むに昼は九分夜は八分にすべし”と、酒飲みならず、
万事控えることを良しとする、の教訓によるのだそうだ。


「蒲の穂」:久しぶりに見ました。


 「彼岸花」が丁度盛りでした。



 「小石川後楽園」はこれまで4,5度来ているが、
今回も本当の目当てはすぐ隣りの「日中友好会館」内の、ここ中国料理「豫園」

120席の本格大型中国料理店。



 この「什景炒麺(スーチンチャオメン)を食べるのが目的!
うまいな〜、しかし、ちょっと醤油味がきついナ。



 そして相方は「素菜炒麺」=野菜やきそば。
ちょっと味見をしたら、こちらはさっぱりした塩味でした。


 さて食後、JR「飯田橋」から墨田区「両国」へ。

両国駅東口から歩いてすぐの、一度来たかった「吉良邸跡」=「本所松坂町公園」。




見学する人は大していないだろうと思ったら、あらま、次から次に・・・。

元禄十五(1702)年十二月十四日、赤穂四十七士が討ち入った吉良邸。
二千五百五十坪(約8400u)の広大な屋敷だった。




 その後浅草に出て、「アサヒビール」の吾妻橋本社ビルを望む。

左、22階建ての「アサヒビールタワー」は、琥珀色のガラスと頭頂部の白い外壁で、
泡のあふれるビールジョッキをイメージしている。

右は散々悪口を言われた例のオブジェだ。
通常言われる「金団雲」ではなく、フランスのデザイナー、フィリップ・スタルクの「炎のオブジェ」


浅草から東武伊勢崎線で出発。 
「業平橋」で途中下車。


早速ホームに出てみると、やはりカメラを構える人が・・・。


 この建設途上の「東京スカイツリー」を見に来たのです。

ホームから見えるとは思ったが、こんなに目の前だとは思わなかったナー。




現在の高さ153m。

事業主体は、東武鉄道が出資する東武タワースカイツリー株式会社。
2008年7月14日に着工し、2011年12月の完成時は高さ610.58mで世界一。

2009.10.16.追記:
自立式の電波塔としては世界一の634mになることが16日決まり、
事業主体の東武タワースカイツリー社などが発表した。



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再び電車に乗り 「業平橋」から2つ先の「東向島」で下車。

「東武博物館」の前を通り、「向島百花園」へ。




 いかにも「如何にも!」って感じの御仁でしたねー。






 やっぱり混んでおりました。





 長さ30mの「萩のトンネル」で、“さぞかし”と思っていましたら、それほどでもなく・・・。

いつも思うけれど「旅と食べ物」は“期待して行ってはダメ”。





 やはりここは都民の“憩いの場”なのでしょう。


しかし「小石川後楽園」と比べると、こちらは園内整然と手入れがなされている、というより、
植物のあるがままの姿を見せているようだ。




 園内を散策していると、あれ? どこからか笛の音が・・・。




笛の音のする方に行ってみると、そぞろ歩きながらこの方が吹いておりました。

粋ですねー。




 「向島百花園」を後にしてすぐそばの「白髭神社」
祭神は「猿田彦(さるたひこ)の神」。
全国あちこちにある「白髭神社」の総本宮は滋賀県とのこと。

 この後隅田川にかかる「白髭橋」を渡り、日本堤の桜鍋の老舗「中江」に向かう。


「日本堤・桜鍋の老舗“中江”」に続く



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