「第5回おだわら雛の道中ーおひなさまのひなたぼっこ」
小田原城周辺の老舗商店など計37軒が、店内に「お雛様」を飾る催し。
西湘バイパスを走れば15分の小田原に、2008年2月23日(土)に行ってきました。
小田原城
(この写真は以前撮影のもの)
江戸時代までの、戦国大名北条氏の五代にわたる居城でした。
城下町なので、町名が林学(りんがく)、万町(よろっちょう)、代官町(だいかんちょう)、
唐人町(とうじんちょう)、瓦長屋(かわらながや)、牢屋町(ろうやちょう)などがあります。
「和紙茶舗 江嶋」さん。
ウィンドゥに小さなお雛様が飾ってありました。
和風小物などのお店「茶半」さん。店内を覗くと“どうぞ、お入り下さい!”
店内に堂々と飾ってありました。
商品の間にも飾ってある。
帰りには何も買わないのに“ありがとうございました。”
こちらこそ“ありがとうございました!”
お堀沿いにある、お蕎麦屋さん。ここも店内に飾ってあります。
おやつ代わりに“ざる”でも軽くと思ったが、昼をとっくに過ぎているのに満員で入れない。
小田原城のお堀。4月になると桜がそれはそれは見事です。
「五十嵐写真館」さん。
写真に写っている方が初節句に買っていただいたものだそうです。
もう60年前とか。
どこのお店も、「どうぞどうぞ!」と店内に入れてくれて、いろいろお話を伺えます。
すぐお隣の、十五代続くというこのお店、大正時代のものなど三代のお雛様があるそうですが、残念、お休み。
さて、こちらは「小田原宿なりわい交流館」:
関東大震災(大正十二年:1923)で被害を受けた旧網問屋の建物を昭和七年(1932)に再整備し、
市民や観光客の「憩いの場」として、平成十三年九月に開館した。
小田原の典型的な商家の造りである「出桁(だしげた)造り」という建築方法が用いられている。
館内に入ると、お茶が無料で提供される。うれしいね。
“東海道歩き”の人たちも大勢立ち寄るそうだ。
“竹馬”で京都から来た人もいるそうだ!
ここには市内在住の方から寄贈された大正時代のお雛様が飾られていた。
“御殿造り”の中に、お内裏様が入っている。
館内の二階に靴を脱いで上がれます。
表通りに面した側は出格子窓になっていて、昔の旅籠の雰囲気を醸し出しています。
昔はこの二階で、漁に使う網の修理などをしていたそうです。
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ところで、とても37軒全部回れるもんじゃない。
また来年も訪れるつもりです。
主催:「小田原やんべぇ倶楽部」
後援:「小田原市観光協会」
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