2009.2.21(土)
今年も「あしがり郷・瀬戸屋敷ひなまつり」を観に行ってきた。
江戸時代から代々、金井島村(現・神奈川県足柄上郡開成町金井島)の名主を務めた瀬戸家の主屋で、毎年「ひなまつり」が行われる。
今年は2月17日(火)〜3月8日(日)まで。
壇飾りは全部で20以上、他にお内裏様、お雛様、昔のお節句の子供が着たであろう着物など、それはそれは色々。
いろんな種類の色んな「つるし雛」がありました。
そして「つるし雛」の数が全部で5000個以上!
こんなものまで・・・。
屋敷の中をぐるっと飾られています。
婦人会の方の、手作りのお土産も売っておりました。
帰途、二宮尊徳生家に寄る。
ご存知、江戸時代後期の農村復興政策を指導した農政家・思想家。
通称は金次郎。ただし、「金治郎」の表記が正しい。諱の「尊徳」は正確には「たかのり」と訓む。
相模国足柄上郡栢山村(現在の神奈川県小田原市栢山(かやま))に百姓利右衛門の長男として生まれる。
“天明7年7月23日(1787年9月4日) - 安政3年10月20日(1856年11月17日)”
14歳で父利右衛門が死去、2年後には母よしも亡くなり、尊徳は伯父二宮万兵衛の家に預けられた。
伯父の家で農業に励むかたわら、荒地を復興させ、また僅かに残った田畑を小作に出すなどして収入の増加を図る。
20歳で生家の再興に成功する。
その才能を見込まれ、小田原藩大久保家の分家であった旗本宇津家の知行所、
下野国桜町領(現在の栃木県芳賀郡二宮町周辺(町名の由来は二宮尊徳)の仕法を任せられる。
後に東郷陣屋(栃木県真岡市)にあって天領(真岡代官領)の経営を行い成果を上げる。
しかし、最近はこの金次郎像を見ることが少なくなった。
(写真は、街道冩眞館から引用)
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