カンピドーリオの丘
翌早朝、地下鉄のキップの自販機の買い方が判らず、ガチャガチャやっていたらこの紳士が教えてくれた
「ピラミデ」:
前12年に没したガイウス・ケスティウスの遺言に従って彼の墓として造られた
朝食代わりにバナナを買い、
タクシーでパンテオンに向う
「パンテオン」:118年建造 現存する最も完全なローマ時代の遺構
パンテオン=”全ての神々の"という意味だそうだ
床から丸屋根まで高さ43.3m
天井の丸く空いた穴(直径約9m)から、雨の日は雨が降り注いでくると思うのだが・・・
パンテオン前の「ロトンダ広場」
広場に面した”バール”でキノコのピッツアとエスプレッソ
ピッツアは大きな長方形に焼いてあり、好みの大きさに切ってくれる
パンテオンから歩いてナヴォーナ広場に向かう途中の裏通り
「ナヴォーナ広場」:
ローマ時代ここは競技場だったが、今は祭りや娯楽の舞台
観光客相手の似顔絵描きが多数いる
「サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会」の上を鳩が飛ぶ
歩いていると、こんな重厚な建物ばかり
これも一般のローマ市民の住居なんだろう
”AREA SACRA”と表示されていた。「神聖な区域」?神殿か?
ガイド・ブックに出ていないこんな遺跡が市中に平気で転がっている
「ヴェネツィア宮殿」:
1916年オーストリアと交戦していたイタリアはこの宮殿を取り返し、
数年後にはムッソリーニがファシスト政権の迎賓館として使用を開始
2階の白い看板のあるバルコニーから、ムッソリーニが演説した
「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」:
1870年、イタリア統一の立役者・初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世を記念して1911年に建てられた
しかし、周囲の遺跡や古い建造物と調和せず、至って評判が悪く、”インク壷””入れ歯”などと陰口されている
「市庁舎下の遺跡群」:
左3本のコリント式の柱がヴェスパシアヌスの神殿の遺跡
「カンピドーリオの丘」の広場:
敷石模様はなんと500年近く前の、ミケランジェロのデザイン
「カピトリーノ美術館」:
とにかく彫刻の数がすごい
「瀕死のガリア人」
「カピトリーノのヴィーナス」:パロス島産の大理石で造られた
広場に出ると、新郎新婦の行列だった
皆で歌って大騒ぎ
カンピドーリオ広場のゆるい階段を降り、”テアトロ・マルチェッロ通り”に向かう。
続いてローマ(3)を見る
ローマは(5)まであります。念の為